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帝王切開が怖い…眠れない!4回切った母の”不安を取り除く方法”

2022 9/06
帝王切開が怖い…眠れない!4回切った母の”不安を取り除く方法”

帝王切開、怖いですよね

怖くて眠れない程不安です

特に二人目の帝王切開は予定帝王切開のことが多いと思います

何をするか、どれだけの痛みか

それに帝王切開のリスクを知っているだけに特に怖いです

不安が募りますよね

私自身帝王切開を4回経験しました

四か月後…5回目の帝王切開が控えています

回数を重ねるごとに、慣れるどころかリスクが大きくなってくるので不安が大きいです

でも、大きな不安を抱えたまま貴重なマタニティライフを過ごしたくない

”少しでもポジティブに考えられれば”と

私の経験を踏まえ、この記事を書かせて頂くことにしました

帝王切開に対する不安がこの記事で少しでも晴れれば幸いです

この記事を読んでもらいたい人

  • 帝王切開が不安
  • 帝王切開2回目
  • 帝王切開前に心構えしておきたい
  • 帝王切開をポジティブに考えたい

目次

帝王切開が怖い。二人目は怖さが増す

  • 同じ場所を何回も切って大丈夫なんだろうか
  • 手術の後遺症はないだろうか
  • 万が一の事があるんじゃないか
  • またあの痛みを経験するのか…

帝王切開を予定している場合、こんな悩みや不安を抱えるのは当然です

ましてや、帝王切開が初めてでない場合はどんなリスクがあるかも知っています

だからといって一人で抱え込む必要はありません

正直に怖いと周りに相談してもいいのです

自分が帝王切開の何が怖いのか考えて頭の中を整理してみましょう

私の場合”麻酔をする行為”と”手術中に万が一の事が起きてしまうのではないか”という不安が大きかったです

その事を出産前から病院に何度も伝え、相談し、帝王切開での出産に挑みました

担当の助産師さんも麻酔科の先生もそのことを十分に理解してくれ、

麻酔を打つ時も、手術中も、手を握って

「今は大丈夫?」

表情を見ては

「つらくない?」

と寄り添ってくれました

手術前日に麻酔科の先生が病室に不安な事はないか聞きに来てくれました

”帝王切開二人目だから慣れる”

なんてことはないのです

むしろ怖さが増します

帝王切開が怖くて眠れない事だってあります

でも、大丈夫

病院は母体と赤ちゃんの安全を第一に考えてくれてます

心配なことはリストアップしてでも病院に相談して、心配を少しでも減らし出産の日を迎えましょう!

帝王切開は楽に産めるは間違い

初めての帝王切開の時には緊急帝王切開になることが多いですよね

お腹を切って産むと言われても実感が湧きません

自然分娩で産んだ痛みが自然分娩で産んだお母さんにしかわからないように、

帝王切開の痛みも切った人にしかわかりません

私自身、帝王切開をする前にはこう思っていました

 自然分娩の痛みに耐えれそうにない…帝王切開で楽に産みたい

あの頃の私に言いたい

帝王切開が楽な出産方法だと思うなよ!

主治医のアイコン画像主治医
自然分娩も帝王切開もトータルした痛みは同じくらいよ

その情報、帝王切開前に知りたかった…

完全に覚悟不足でした

主治医のアイコン画像主治医
脂肪も筋肉も切った上に子宮切るんだから痛いに決まってるでしょ

出産は命懸け

この言葉通り帝王切開も自然分娩も同じ、命懸けの仕事なのです

楽な出産なんて存在しないのです

帝王切開が怖い…どんなだったっけ?体験レポート

帝王切開に対する心構えを作っておくために、帝王切開の順序と痛みの経過を書いておきます

知らない方がいい!

って方は読み飛ばしてくださいね

帝王切開となると、腹部を切るわけですから自ずと前処置後処置が多くなります

予定帝王切開の場合は

帝王切開前日

入院

・帝王切開前日から絶食

・下剤で腸内を空っぽにする

・剃毛(下の毛半分くらい)

・赤ちゃんの心音確認

・血圧測定

その他検査、検温等

帝王切開当日

・手術着に着替える

・点滴・血栓予防ソックス着用

手術室へ

・心電図・血圧計等、取付

脊椎麻酔を打つ前の麻酔を背中に打つ

・脊椎麻酔を打つ(膝を抱えて、出来るだけ小さくエビのように丸まって打ちます)

・麻酔が効いているか確認

・手術台に仰向けになる

余談:ある病院では全裸で手と足が動かないように固定されての手術で、まな板の上に置かれた魚のようでした。動けない恐怖感と恥ずかしさで少し悲しい気持ちになったのは事実。 

でも違う病院では手足の固定なかったよ!

いよいよ赤ちゃんとご対面!

(手術室に入ってから赤ちゃんとご対面までは、経験上30分も掛かりません)

切っている間痛みはありませんが感覚はあります

ついに先生が赤ちゃんを取り上げます!

赤ちゃんがお腹から出た瞬間、産声が聞こえる事でしょう!

この瞬間は何とも言えない感動の瞬間です

どんな出産方法かなんて関係ありませんよね!

取り上げた後すぐに赤ちゃんを見せてくれ、赤ちゃんの体重を測ったり処置に入ります

その間も帝王切開の処置も同時進行してます

・子宮の中をきれいにしてお腹を閉じる作業

・尿道に尿管を入れる

赤ちゃんは家族の元へご対面

手術自体は1時間から1時間半で終わりますが、腫瘍があったり他に処置があればもっと時間が掛かることもあります 

部屋へ戻ります

赤ちゃんはまだ別室です

部屋に戻った時のママの状態は

  • 点滴
  • 尿管
  • 脊椎から入れた麻酔
  • 心電図
  • 血圧計
  • エアフットマッサージャー
    (ない場合も)

管だらけです

でも、この管だらけの状況も、万が一の事が起こらないようにしっかりと管理されているということ

今は身動き取れないけど安全に出産を終える為だと考えましょう

時間が経つとだんだんと麻酔が切れてきます

どれくらいの痛みが襲ってくるのか不安ですよね

4時間で痛み出す場合もありましたし、背中から入れた麻酔がとても効いて次の日まで痛くないときもありました

その時々で全然違います

手術した夜、子宮収縮で痛みがひどい場合もありますし、

熱が出たり、麻酔の副作用で頭痛が出る方もいらっしゃいます

痛みがひどい時には看護師さんに遠慮なく相談してください

なるべく痛みが減るように一緒に考えてくれます

痛いのは確かですがお医者さん看護師さんも親身になって手助けしてくれます

大丈夫です

痛い時には痛い、他にもお願いしたいことがあれば我慢せずに安心して相談してください

帝王切開手術後一日目

帝王切開 怖い

・上半身を徐々に起こして体を慣れさせます

・悪露を出す処置、数回(めちゃ痛い)

この処置がない病院もあったよ

・赤ちゃんの授乳開始

部屋まで赤ちゃんを連れて来てくれます

帝王切開の場合、お母さんの体調を考えて母乳よりも先にミルクを飲ませてあげる病院があります。もし、初乳を飲ませてあげたい・完母にしたいということであれば、事前にその旨をしっかりと伝えておきましょう

帝王切開手術後2日目

・心電図や血圧計外す

・歩行練習

・歩行できれば尿管を抜きます

・ガスが出たか確認

・ガスが確認出来たら回復食開始

こちらが回復食

どうですか…

ただの液体です

絶食した後の食事がこちらの液体になります

残念ですよね

しかし、仕方がありません

ずっと空腹だったので負担にならない様徐々に固形に近づけて行きます

・お母さんの体調に合わせ母子同室に

ボクは泣き虫だったから術後1日目からママの所にいたよ!
よく泣く赤ちゃんもママの隣にいると不思議と安心して眠るんだよね!

その後は徐々に普段の生活に近づけて行き、

痛み止めの管・点滴…と日を追うごとに外れだんだんと身軽に

帝王切開手術後3日目には痛みも随分軽くなり楽になってきます

帝王切開手術後の痛さはどれくらい?

自然分娩の痛みは鼻からスイカを出すくらいと言われていますが帝王切開の痛みはどうでしょうか

答えは、自然分娩と同じで人それぞれです

痛みに強い人・弱い人、麻酔の効き具合等にもよります

痛い人の意見

個人的な私の痛みの度合いをお伝えすると

帝王切開手術後、麻酔が切れた一日二日は痛みで笑うことすらできません

咳払いもかなりの覚悟をしないとできません

くしゃみをしようものなら気絶モノです

手術日までには風邪をひかないように様、気を付けてくださいね!

お母ちゃん3回目の帝王切開の時、風邪ひいて地獄だったんだよ

帝王切開では切った痛みだけでないことも知っておくと落ち着いて対応できると思います

・子宮収縮の痛み

・麻酔の副作用による頭痛(ない場合も)

・痔の悪化(悪露の影響、しばらく動けない等が原因)

・悪露を出す処置(ない病院もあります)

痛みが少ない方の意見

”帝王切開は痛い”意見の反面、意外と痛くなかったという意見もあるんです!

完全に無痛で、麻酔や鎮痛剤で痛みをコントロールできました

完全に無痛とは!幸せなことですよね

どこの病院ですか…教えてください

術後の痛みよりも、赤ちゃんが産まれて来てくれた喜びの方が多かった

わかります、自分の痛みよりも赤ちゃんのこと考えちゃいますよね

まず赤ちゃんにおっぱいを飲ませることに必死です

痛みの度合いは違えど無事に赤ちゃんが産まれて来てくれたら、こんなに嬉しいことはありません

またあの痛みを経験するのかと思うと不安ですが、痛みが少ない場合もあります。もし耐えられない程痛かったら看護師さんに相談して乗り切ることにしましょう!

帝王切開二人目の方が痛い?

のアイコン画像
一人目は耐えられない程つらくてナースコール押しまくりだったわ
のアイコン画像
一人目より二人目の方が後陣痛ひどくて悶絶した…

色々な意見があります

その時の精神状態や体調によりますが、4回帝王切開を経験した私の経験からすると麻酔の入り具合によることが一番多いのではと考えています

3回目の帝王切開の時に

「お!今回全然痛くない!本当にお腹切ったの?楽すぎる!!」

「こんなに医療技術が進歩したんですか?全く痛くないです!」

と看護師さんに言っていたのも束の間

次の日、体位を変えた瞬間…

左半身に激痛が!!!

背中に入れられた麻酔の管が動いてしまったのです

前回の帝王切開と同様、痛みに数日耐えたのでした

痛みの度合いはその時によって違います

もしかしたら前回より痛いかもしれないし痛くないかもしれません

ネットで見れば見るほど手術の痛みに怯えてしまいますが、”思ったより痛くなかった””拍子抜けした”という意見も多いのが事実

痛くて当たり前と覚悟しておき、痛かったら麻酔と薬でコントロールしてもらおうと思えば楽になりますよ!

追記:5回目の帝王切開を無事終えました。今回は「痛みを我慢しないぞ」という思いで臨んだので、痛み止めの注射や錠剤を使える範囲内をいっぱいいっぱいで使い乗り切りました!

帝王切開は怖いけどポジティブに考えてみる

帝王切開のリスクを考えるとキリがありません

でも、よく考えると自然分娩だって無痛分娩にだってリスクはあるのです

今回の出産は、自然分娩でのリスクが大きいから”帝王切開”になったのです

自然分娩よりも帝王切開の方が赤ちゃんとお母さんにとって低リスクだからですよね

手術前の同意書や麻酔のリスク・万が一を考えると不安になりますが、

”私にとって帝王切開での出産が一番低リスクなんだ”と考えれば不安は減ります

それに帝王切開にもメリットはありますよ!

予定帝王切開だと時間が決まっているので

  • パパ、兄弟、義両親、両親、家族全員で出産を迎えられる
  • 産まれる直前と産まれたの直後のビデオ撮影が出来る

手術室に入る前に「今から産まれるよ~いってきまーす」と出産直前のビデオ撮影ができます

産まれて看護師さんが赤ちゃんを連れて来てくれる様子や親族家族が喜んでいる場面も残しておけるんです

素敵ですよね!

病院によっては帝王切開でも立ち合い出産が出来る病院もありますので確認してみて下さいね

帝王切開のメリットまだまだありますよ!

  • 生命保険適用になる(生命保険に入っていれば見舞金等が出ます)
  • ここから産まれてきたんだよと大きくなってから傷を見せてあげられる

二、三歳頃になると、

「ここからうまれてきたの?」

と会話が出来るようになり、嬉しそうに傷跡をみてくれます

とっても幸せな時間です

こんな風に、いいこともいっぱい

安心して出産を迎えて下さい

帝王切開が怖い!二人目の怖さ増す理由はこれだった

  1. 麻酔のリスクと死んでしまったらという不安
  2. 痛みに対する不安

大きくこの二つです

この不安を解消するための考え方をまとめます

麻酔のリスクと死んでしまうのではという不安への考え方

帝王切開二人目はリスクを知っているだけに怖いです

手術前の同意書を書くときは特に不安になります

輸血が必要になるかもしれないだとか、何%の確率でこういうことがあって、こういうこともありますと数字になって同意書に書いてあり、それを覚悟したうえで手術を受けますか?と同意書に記入することになります

万が一の事を考えるととても不安になりますがこう考えましょう

  • 帝王切開が今回最善の出産方法
  • 今回は自然分娩よりも帝王切開の方が赤ちゃんと自分にとって低リスクなんだ

お医者さんも、自然分娩よりも帝王切開の方が安全に出産できると判断したから帝王切開での出産になったはずです

無事に出産できるよう、不安な事は全て病院側に伝えて少しでも不安を減らしてお産を迎えましょう

手術と痛みに対する不安解消法

二回目の帝王切開を控えているママは、一度帝王切開でのお産を経験しているので何をするのか・どれだけ痛いのか知っているだけに怖いですよね

この不安を解消する為には

  • 痛みや怖さに不安があることを事前に病院に相談しておく
  • 痛みに弱いことを相談しておく
  • もし耐えられない程の痛みでも麻酔と薬でコントロールできることを知っておく

こう考えれば余計に不安にならずにお産を迎えられますよね

リスク・痛みに対する不安があれば一人で抱え込まずに出産する病院へ相談しましょう

  • 恐怖心がある
  • なるべく痛くないようにしたい
  • 麻酔のリスクを考えると不安etc…

小さなことでも伝えておくことは大事です

”みんなは耐えているのに”なんて考える必要はありません

お産は命懸け、赤ちゃんと自分の命を守るのはお母さんですから、

沢山相談して、安心してお産を迎えましょう

お医者さんと看護師さんに不安な部分をよく相談すればよく説明してくれますし、なるべく不安を取り除くように親身になってくれます

どんな出産方法にもリスクはあり、不安です

まさに

”出産は命がけ”

なのです

しかし、無事に出産を終えた先には赤ちゃんと出会えるという奇跡的な出会いが待っています

リスクや痛みを考えると不安になりますが、今回の出産方法が最善の出産方法です

大丈夫だと信じてお産を迎えましょう

出産を体験できるなんてとても幸せなことですよね!

私も5回目の帝王切開、頑張ります!!!

(でも怖いもんは怖い…)

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